一時の快楽のための借金は慎むべき

一概に言い切ることはできませんが、一時の楽しみのために借金をすることはよくありません。どんな借金でも返済してしまえばいいではないかと言われがちですが、このような借金は往々にして返済が滞るのです。

 

消費者金融などの現場で審査をしている人によると、このような使途でお金を借りに来る人は、何かを買うために借金をする人に比べて貸倒になる確率がかなり高いようです。買ったものが目の前にあると、日々無意識のうちに借金のことを思い出すため、返済のことを忘れないようです。

 

しかし、旅行や浪費の場合だとそのような意識付けがなかなか難しく、返済日に支払遅延が起きやすいようです。

 

悪い借金をしないようにしよう

日頃から貯金をすることで、このような悪い借金をすることを避けることができます。モノを買う借金がすべていい借金であるとは言いませんが、買った商品が残り、それを使い続けることで借金をした甲斐があったとは言えます。

 

しかし、旅行や浪費のように一過性の支出のための借金は何も残りません。卒業記念旅行のように思い出が残るものであれば、記憶が残っているだけ借金返済の意識もあるでしょうが、毎年の家族旅行の類だとそのような意識も残らないことが多いのです。